ニュージーランドのワイン産業が急激に発展してきた歴史はわずか40年足らず。だからこそ、古い考え方にとらわれず、のびのびとワイン造りのあらゆることに挑戦していく環境が出来ました。そこに世界中から優れた醸造家が集まり、ニュージーランドワイン産業は他に例を見ないスピードで瞬く間に発展し、その躍進から益々目が離せません。
2011年、東京に開店したWAKANUI GRILL DINING ■ BAR ■ TOKYOでは、ニュージーランドの優れた食材を提供するとともに、幅広いニュージーランドワインメーカーとのネットワークを駆使して、東京のワインラバーたちにニュージーランドワインを紹介してきました。
この度、満を持して、今度は日本全国にそのワインをお届けすべく、オンラインサイトを立ち上げました。
是非ニュージーランドワインをあらゆるシーンで、大切な人とお楽しみください。
パッセージロックはニュージーランドの北島、オークランドの港からフェリーで約30分の距離にあるリゾート島、ワイヘケ・アイランドに位置する。1993年にオーナーのデイビッド氏と奥様のベロニカ氏が土地を購入した事から始まった。翌1994年にメルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フランを植樹した。1996年、当時はトレンドではなかったが、シラーも新しく植樹した。
1999年のシラーは5つ星を獲得、2000年以降も数々の賞を受賞し、ワイヘケ・アイランドの中で最も受賞歴のあるワイナリーとなった。
2003年のシラーはニュージーランド航空のベスト・シラーも獲得し、2006年のシラー・リザーブはマスター・オブ・ワインのボブ・キャンベル氏より5つ星を獲得した。
Passage Rockの公式HPはこちら。
Photo from Terra
1988年、神経生理学博士でもあるドクター・ジョン・フォレスト氏と奥様のブリジット氏によって設立された。元々、フォレスト家は1850年頃にニュージーランドへ来た移民だった。長年に渡り関連項目として研究してきた栽培・醸造学の知識を活かし、当初より高品質ワイン造りに取り組んでいた。1990年に完成したファーストヴィンテージで、いきなり国際ワイン大会にてトロフィーを受賞し話題になった。
その後、夫婦は産地やグレードの異なる新たなブランドを次々と生み出し、現在では6つのラインナップを擁している。中でも、「ニュートン・フォレスト」「フォレスト・エステート」「ジョン・フォレスト・コレクション」と言う3つの「フォレスト」は代表作となっている。そして「フォレスト」と名の付くニュージーランドワインを見たら外れない、と言われる程の完成された品質を誇り、高い人気のある造り手である。
ジョン氏はスクリューキャップ研究と低アルコールワイン研究のパイオニアでもある。ブリジット氏はワイン造りと管理に携わりながら、30年に渡って一般診療で働いている医師でもあり、産婦人科を専門としている。
Photo from "Virgin Wines"
今日では多くの造り手が畑を持っているギムレット・グラベルズに1981年に最初のぶどうの木を植えたのが、Pask Wineryの創設者、クリス・パスク。1960年代にイギリスから移民してきた彼は、農薬・肥料などの空中散布をするパイロットとして25年間ホークスベイ上空を飛行してきました。空からこの地に目を付け、ぶどうを育てる可能性を見出し、1981年にワイナリーを創設し醸造をスタート。Pask Wineryのファーストビンテージである1985年のカベルネソーヴィニヨンでいきなり賞を受賞し、華々しいデビューを飾りました。
Photo from "Hawke's Bay Today"
