テ・アワンガ・エステート|TE AWANGA ESTATE

テ・アワンガ・エステートはニュージーランドの北島、ホークス・ベイのヘイスティングスから東へ約15キロに位置する。

2007年にロッド・マクドナルド・ワインを設立し、現在はこのテ・アワンガ・エステートとしてワイン造りを行っている。

ロッド・マクドナルド氏は1993年にホークス・ベイでワインを作るためにニュージーランドに移住し、そこから様々なワイナリーでワイン造りを学ぶ。特に最も影響を受けたのは、この地域を代表するヴィダル・ワイナリーで9年間従事した。ホークス・ベイ・ワイン生産者協会の会長も6年間務め、2006年にはニュージーランドワインメーカー・オブ・ザ・イヤーにも選出され、自他ともに認めるホークス・ベイを代表するワインメーカーである。

彼の特徴の一つは、ワインをキャラクターごとに、ラベルなどを完全に変えて出していることである。そのうちの一つであるクウォーター・エーカーのコンセプトはホークス・ベイを表現する単一畑である。

シャルドネとヴィオニエは、海岸の単一畑から収穫され、明るい酸味と純粋なミネラルを表現している。ソーヴィニョン・ブランは、内陸部の標高の高い畑から収穫され、果実味と酸味のメリハリが利いており、標高差と寒暖差を表現している。そして赤ワイン用ブドウ品種は、二つの単一畑から収穫され、複雑な土壌によって生まれる風味、温暖な気候によりもたらされるブドウの熟度を表現している。