カフランギ・エステート|Kahurangi Estate

カフランギ・エステートはニュージーランドの南島、ネルソンの中心部から西へ約20キロに位置する。

1973年に商業用のブドウ栽培としてリースリングが植樹され、南島最古を誇る。1998年にカフランギブランドがスタートし、今ではソーヴィニョン・ブラン、リースリング、シャルドネ、ピノ・ノワール等を生産している。手造りのワインにとことんこだわった家族経営のブティックワイナリーである。

現在のチーフワインメーカーであるニール・トッド氏は2001年にカフランギへ合流し、2004年にチーフワインメーカーとなった。2005年には国際ワインチャレンジでトロフィーを獲得するなどの活躍を見せた。2013年にはフランス人醸造家のエマニュエル・デヴィッド氏が加わった。彼女のブルゴーニュはもとより南アフリカやオーストラリア等での多彩な経験が、カフランギの畑・ブドウ・ワイン造りにまで影響を与え、ワイナリーの歴史に新たなページを刻んでいる。

「カフランギ」はニュージーランドの先住民族マオリ族の言葉で「秘宝」「秘蔵の品」と言う意味があり、ロゴはカフランギ国立公園の渓谷や西海岸のビーチで見られるニカウヤシをモチーフにしている。