リマーカブル|Remarkable

リマーカブルはニュージーランドの南島、セントラル・オタゴのギブストン・ヴァレーに位置する。

2003年、リチャード・ガスレイ氏が4haの土地を購入し、ピノ・ノワールを植え、初ヴィンテージは2006年である。2007年、バノックバーンにある4haの土地を追加購入した。そこには植樹されてから10年ほどのピノ・ノワールとリースリングがあり、向かいにあるキャリック・ワイナリーへブドウを供給していた。リチャード氏はブドウ栽培を主に行い、その大半をキャリックへ販売し、残りで少量ワインの製造を行っていた。2008年、2006年のピノ・ノワールを世界最大のコンクールに出品したところ、金賞を受賞してピノ・ノワール部門のチャンピオンとしてトロフィーを獲得した。

2008年は豊作の年でしたが、世界的金融危機の影響もあり、輸出量が激減してしまった。ブドウの買い手を見つけられなくなってしまった為、バノックバーンにあるオルセンズと新たにワイン用ブドウの契約を結んだ。そして、ブドウの売買だけでなく、ワインの生産方法やマーケティングについてもオルセンズよりアドバイスも受けた。2011年にオルセンズが他社に売却され、新しいオーナーは自身でブドウ栽培を行う事になった為、リチャード氏は自分の小規模ワイナリーを拡大していく事となった。