ニュージーランド旅行記 〜 1
ニュージーランド旅行記
2024.3.20〜3.31
経緯
私はワカヌイとニュージーランドに出会って今年で10年目になります。元々NZのことは羊がたくさんいるキウイフルーツの国としか知りませんでした。NZに関わる仕事をしていく中で少しずつ知識が増えていきました。最近は接客中の会話の中でお客様に当たり前のようにNZに行ったことがあるものだと勘違いされて現地の詳しい話をされることもしばしばあり、話のコシを折らない為に最後まで「実は行ったことがないです」と切り出せない時さえありました。こんな状況を打開する為気合いを入れて家族でNZ旅行へ行くと決めたのは2023年1月のことです。
結婚10周年の記念でなにかをしたいと思ってい検討していた中、家族内ミーティングで幾つかの有力な案を僕のプレゼンが退けて「ニュージーランドで世界遺産の星空を見る旅」が採用されました。その後一年間かけて準備をして、回るルートや期間、ホテルやレンタカーを含めた交通機関、現地の情報を集めて挑みました。結果としては想定以上の素晴らしい体験ができたと思っています。
金城さんをはじめビルさん、佐藤さん、有休をくださった皆様、協力してくださった方々のおかげです。ありがとうございます。私達だけではとてもあのような経験はできなかったと思います。
感謝の気持ちを込めて今回のNZ旅行の経験をスタッフの皆様と共有させて頂きたいと思います。時系列で体験と調べた情報を交えながら書いていますので、相変わらず長めな文章になってしまいます、、ご興味がある方のみでもちろん大丈夫です。
これが何かのお役に立てば幸いです。
ニュージーランド一日目
到着とクライストチャーチ周辺
1.出発、到着まで
現在唯一日本とオークランド繋ぐエアーNZは ANAとの共同運行となっており、日本語での案内、日本語字幕ありの映画も多かった。日本人のCAもいたが我々のエリア担当は白人女性のCAさんで英語オンリーだった。早速「前の席が空いているから好きに使っていいよ」みたいなことを言われて親切過ぎて逆にうろたえてた。
(遠慮して結局使わないでいると他の席からおじいちゃんがやってきてずっと寝てた)
エアーNZの三列シートはスカイカウチと呼ばれ、繋げてベットのようにフラットにできる。1人で3シート分とって完全に横たわりながら11時間のフライトに備える方もいた。エコノミーでは最高クラスの贅沢。
ニュージーランドの時間に合わせた夕食、朝食になっており14時半からのフライトの場合、現地は18時半、その為すぐに夕食だった。そうとは知らずに乗る前にチャーハン大盛りと刀削麺大盛りを成田で食べた直後に即夕食だったので、かなり厳しい戦を強いられたが、提供されたすき焼き丼をなんとか食べ切った。お酒はスタインラガークラシックをはじめワインはPN.CS.SB.CHがあり全て無料。ヴィラマリアなど比較的カジュアルなワインではあったが常態がよくNZワインの魅力をしっかり伝えていた。(スタッフのNZワイン教育にも力を入れているようだ)飲み過ぎには注意したい。
トイレは常に清潔が保たれ、内部の間接照明も紫がかった色で美しく、配慮が素晴らしかった。着く前から嬉しい気持ちになり僕はほぼ寝ずに本を読んだりトップガンマーベリックなどを見てました。(家族はスカイカウチで横になってぐっすり)
早朝5時前にオークランド国際空港に降り立ち、厳しいと有名な検疫も思いの他スムーズに潜りぬけ、ゲートを抜けてすぐのところにいきなりオールプレス!早朝から大混雑しており店員さんはかなり忙しそう。笑顔はありませんでした。本番のフラットホワイトは苦味が強くちょっとアンバランス。軍配は東京のオールプレスに。近くの自販機の水はなんと600m Iで400円!震えました。
国内線へ乗り換えてクライストチャーチに向かいます。グリーンのラインに沿って国際線から国内線へ歩いて向かいましたが、非常にわかりやすくバスに乗る必要はなかったです。所要時間は15分ほど。成田に比べると非常にコンパクトな空港です。
ロスタイムがなくスムーズに来過ぎて国内線の待合室で1時間以上待って、日本より1時間くらい遅い朝焼けを拝んでから8時半のフライトでクライストチャーチへ。あまり高度を上げないで飛行しており、朝日を浴びて輝く雄大な大自然を楽めました。
クライストチャーチ空港はオークランドに比べるとノスタルジックな雰囲気の空港でした。(今にも壊れそうな古いUFOキャッチャーなどもありました)レンタカーの受け取りもスムーズで希望通りのTOYOTA RAV4のダークグレー。希望して予約しても難癖つけて適当に空いてる車をあてがわれると思っていたので、それだけで嬉しかったです。新しい車体で乗り心地も素晴らしい。(後々ガソリンの入れ方はなかなか苦戦しました) 外に出た瞬間に刺すような直線的な日差し、風と共に強烈な花の香りがしました。NZはどこに行っても花や木が生き生きといていて香りが強く感じました。ちなみに紫外線の強さは日本の7倍ともいわれ、生まれて初めて日焼け止めをつかいました。紫外線の強さは植物の成長とも関係ありそうです。
そして道路に出ると、走る車は8割日本車。国内で車を製造してないNZは安くて機能的な日本車が昔から人気があり、古い中古車は日本語で音声が流れたりするらしいです。イギリス式で右ハンドル左側車線も日本と同じで、日本人旅行者が運転で旅をしやすい国です。(19世紀にナポレオン率いるフランスにヨーロッパで一度も統治されていない国であるイギリス及びその統治下は左側車線)
2 クライストチャーチと周辺
空港から市街地までは車で15分ほど。到着してレンタカー借りてもまだ午前11時。長いフライトで疲れていたので早くホテルに行って休みたかったがさすがにチェックインには早すぎるので、ニュージーランドの道路に慣れる為に軽くドライブすることになり、目的地をアカロアに設定しました。アカロアはクライストチャーチから南に80Kmバンクス半島にある港街。日本でいう江戸末期頃フランス人によって開拓された土地であり、火山性地形が織りなす絶景や世界最小のイルカ、ヘクターズドルフィンを見ることができます。フランス様式を感じる風光明媚な街で天気の良さも手伝いさっそく最高のドライブとなりました。道中はじめて見るNZの地形だったので他のどこもこんな感じか?と思っていましたが、その後を振り返るとこの辺りの地形は珍しく、高く急な丘の点在や穏やかな入江の雰囲気は類をみませんでした。予定にない軽い気持ちのドライブだったので長くはいれませんでしたが、次回は絶対ここに泊まりたいと思わせる街でした。帰りに買ったアイスクリームはあまりにも量が多すぎて半分以上食べれませんでした。予想よりあっさりとした甘さで食べ疲れはありませんできたが、後半は完全に飽きました。ホーキー・ポーキーはキャラメルの食感の存在感弱く、普段のワカヌイのホーキーの完全勝利。
公道で100キロだして(ニュージーランドは街中以外は高速道路くらいスピードだせる)クライストチャーチに戻り市街地へ。
クライストチャーチ中心部は古い建物が大切にされており、公共施設に加え民家にいたるまでクラシックなビクトリア朝時代を思わせる建物が目立ちました。一方でアート思考を感じる建造物も点在し、伝統と革新の調和を感じました。その共存の姿、温故知新はNZ中で感じることです。
そんな街に一泊するので宿も100年以上前の洋館を改装した建物にしてみました。中心部にも徒歩で行けるこじんまりしたホテルでしたが、案内してくれた若い女性も「日本語話せなくてごめんなさいね」と笑顔でいいながらゆっくり丁寧に話してくれました。総じてNZの女性は優しい人多い。5時になったらワイン飲みに来てねとか言うのでワインを頂きに行ってから街を散策。(ほどよい雰囲気のワイパラバレーのPNとSB)外に出ると昼には感じなかった風の冷たさを感じて上着を着込みに戻りました。夏の終わりとはいえ1日の温度変化が激しいく夜は寒いです。
ガーデンシティとして名高いクライストチャーチ最大の公園ハグレー公園内にあるボタニックガーデンに歩いて行きました。平地を優雅に蛇行して流れるエイボン川が街の中心を走り、カヌーを楽しむ人もいました。船頭さんがいる船に乗るつもりでしたが店が既に閉まっていたので眺めることに専念。150年以上の伝統をもつ公園の植物は迫力があり、新宿御苑も凌ぐ美しさ。次は余裕をもって訪れて一日中散歩したいです。
ディナーは地元の人達が集うNZらしい料理を出してるPoolというカジュアル店を見つけて入りました。手前にBARが併設され、テラスとカウンターが左側にあり、一段上がった右手にテーブル、奥にビリヤード場もあり様々な用途の人で賑わっていました。厨房はこじんまりしていて、金額も手頃だったので正直言って料理のクオリティは期待してなかったのですが、その考えは直ぐに変わりました。
注文したのはとりあえずのつもりで4品、前菜の地中海風ラムサラダはフェタチーズと合わせたギリシャスタイルで焦げ目がつくまでカリッとソテーしたラム肉(恐らく肩ロース)を熱々の状態で生の葉物に和えていました。底のほうに少し油が溜まってオイリーな感じもありましたが、パワーサラダとしてはパーフェクト。メインのラムシャンクの煮込みはフライドポテトにマッシュポテト、あと謎のオレンジ芋のローストが付け合わせになっており煮込んだスープに小麦粉などで濃度を調整したものをソース状にしてたっぷりと手前にかけてありました。ボリューム感ヤバすぎる。プラス、ピザマルゲリータとお子様プレートのフィッシュアンドチップスを注文。食べてる最中にウェイトレスが食べきれなかった持ち帰りできますよと親切に教えてくれました。(先に頼み過ぎだと教えてほしかった、、)子供に対する配慮も素晴らしくお絵描きセットを持ってきてくれたりキッズプレートの選択肢も多く、ディナータイムに1,400円でやってくれるのは驚きました。ピザは普通でしたが、その他全ての料理の味付けと温度帯も含めた仕上がりが素晴らしいく、チップ文化のないNZでもチップを払いたくなる店でした。ドリンクはBARがついてるのに関わらずワインの数が多く、ネルソンのリースリングとロゼを飲みました。ロゼも当たり前のようにリストにあり(ロゼだけでグラス3種類)その代わりSBがあまり押されていない印象でした。(他の飲食店もその傾向あり)せっかくなのでワインだけではなく、モンティースのタップビールも味見してみました。かなりライトでミネラルウォーターのような水のニュアンスがありました。ストレスがなくひたすら飲めそうな感じです。この日は寝てないせいかなぜか酒に強くて驚きました。
そのままフラフラ歩いて帰ってホテルでぐっすり。明日の起床は7時予定です。全てが上手くいく充実感だけが残る長い一日でした。密かにニュージーランドとの相性の良さを感じていました。
まだ一日目の記事、、長すぎる、、やっと書き終わったのが4日目のマンウトクックのホテル。深夜2時のことです。
終わり
2024.3.20〜3.31
経緯
私はワカヌイとニュージーランドに出会って今年で10年目になります。元々NZのことは羊がたくさんいるキウイフルーツの国としか知りませんでした。NZに関わる仕事をしていく中で少しずつ知識が増えていきました。最近は接客中の会話の中でお客様に当たり前のようにNZに行ったことがあるものだと勘違いされて現地の詳しい話をされることもしばしばあり、話のコシを折らない為に最後まで「実は行ったことがないです」と切り出せない時さえありました。こんな状況を打開する為気合いを入れて家族でNZ旅行へ行くと決めたのは2023年1月のことです。
結婚10周年の記念でなにかをしたいと思ってい検討していた中、家族内ミーティングで幾つかの有力な案を僕のプレゼンが退けて「ニュージーランドで世界遺産の星空を見る旅」が採用されました。その後一年間かけて準備をして、回るルートや期間、ホテルやレンタカーを含めた交通機関、現地の情報を集めて挑みました。結果としては想定以上の素晴らしい体験ができたと思っています。
金城さんをはじめビルさん、佐藤さん、有休をくださった皆様、協力してくださった方々のおかげです。ありがとうございます。私達だけではとてもあのような経験はできなかったと思います。
感謝の気持ちを込めて今回のNZ旅行の経験をスタッフの皆様と共有させて頂きたいと思います。時系列で体験と調べた情報を交えながら書いていますので、相変わらず長めな文章になってしまいます、、ご興味がある方のみでもちろん大丈夫です。
これが何かのお役に立てば幸いです。
ニュージーランド一日目
到着とクライストチャーチ周辺
1.出発、到着まで
現在唯一日本とオークランド繋ぐエアーNZは ANAとの共同運行となっており、日本語での案内、日本語字幕ありの映画も多かった。日本人のCAもいたが我々のエリア担当は白人女性のCAさんで英語オンリーだった。早速「前の席が空いているから好きに使っていいよ」みたいなことを言われて親切過ぎて逆にうろたえてた。
(遠慮して結局使わないでいると他の席からおじいちゃんがやってきてずっと寝てた)
エアーNZの三列シートはスカイカウチと呼ばれ、繋げてベットのようにフラットにできる。1人で3シート分とって完全に横たわりながら11時間のフライトに備える方もいた。エコノミーでは最高クラスの贅沢。
ニュージーランドの時間に合わせた夕食、朝食になっており14時半からのフライトの場合、現地は18時半、その為すぐに夕食だった。そうとは知らずに乗る前にチャーハン大盛りと刀削麺大盛りを成田で食べた直後に即夕食だったので、かなり厳しい戦を強いられたが、提供されたすき焼き丼をなんとか食べ切った。お酒はスタインラガークラシックをはじめワインはPN.CS.SB.CHがあり全て無料。ヴィラマリアなど比較的カジュアルなワインではあったが常態がよくNZワインの魅力をしっかり伝えていた。(スタッフのNZワイン教育にも力を入れているようだ)飲み過ぎには注意したい。
トイレは常に清潔が保たれ、内部の間接照明も紫がかった色で美しく、配慮が素晴らしかった。着く前から嬉しい気持ちになり僕はほぼ寝ずに本を読んだりトップガンマーベリックなどを見てました。(家族はスカイカウチで横になってぐっすり)
早朝5時前にオークランド国際空港に降り立ち、厳しいと有名な検疫も思いの他スムーズに潜りぬけ、ゲートを抜けてすぐのところにいきなりオールプレス!早朝から大混雑しており店員さんはかなり忙しそう。笑顔はありませんでした。本番のフラットホワイトは苦味が強くちょっとアンバランス。軍配は東京のオールプレスに。近くの自販機の水はなんと600m Iで400円!震えました。
国内線へ乗り換えてクライストチャーチに向かいます。グリーンのラインに沿って国際線から国内線へ歩いて向かいましたが、非常にわかりやすくバスに乗る必要はなかったです。所要時間は15分ほど。成田に比べると非常にコンパクトな空港です。
ロスタイムがなくスムーズに来過ぎて国内線の待合室で1時間以上待って、日本より1時間くらい遅い朝焼けを拝んでから8時半のフライトでクライストチャーチへ。あまり高度を上げないで飛行しており、朝日を浴びて輝く雄大な大自然を楽めました。
クライストチャーチ空港はオークランドに比べるとノスタルジックな雰囲気の空港でした。(今にも壊れそうな古いUFOキャッチャーなどもありました)レンタカーの受け取りもスムーズで希望通りのTOYOTA RAV4のダークグレー。希望して予約しても難癖つけて適当に空いてる車をあてがわれると思っていたので、それだけで嬉しかったです。新しい車体で乗り心地も素晴らしい。(後々ガソリンの入れ方はなかなか苦戦しました) 外に出た瞬間に刺すような直線的な日差し、風と共に強烈な花の香りがしました。NZはどこに行っても花や木が生き生きといていて香りが強く感じました。ちなみに紫外線の強さは日本の7倍ともいわれ、生まれて初めて日焼け止めをつかいました。紫外線の強さは植物の成長とも関係ありそうです。
そして道路に出ると、走る車は8割日本車。国内で車を製造してないNZは安くて機能的な日本車が昔から人気があり、古い中古車は日本語で音声が流れたりするらしいです。イギリス式で右ハンドル左側車線も日本と同じで、日本人旅行者が運転で旅をしやすい国です。(19世紀にナポレオン率いるフランスにヨーロッパで一度も統治されていない国であるイギリス及びその統治下は左側車線)
2 クライストチャーチと周辺
空港から市街地までは車で15分ほど。到着してレンタカー借りてもまだ午前11時。長いフライトで疲れていたので早くホテルに行って休みたかったがさすがにチェックインには早すぎるので、ニュージーランドの道路に慣れる為に軽くドライブすることになり、目的地をアカロアに設定しました。アカロアはクライストチャーチから南に80Kmバンクス半島にある港街。日本でいう江戸末期頃フランス人によって開拓された土地であり、火山性地形が織りなす絶景や世界最小のイルカ、ヘクターズドルフィンを見ることができます。フランス様式を感じる風光明媚な街で天気の良さも手伝いさっそく最高のドライブとなりました。道中はじめて見るNZの地形だったので他のどこもこんな感じか?と思っていましたが、その後を振り返るとこの辺りの地形は珍しく、高く急な丘の点在や穏やかな入江の雰囲気は類をみませんでした。予定にない軽い気持ちのドライブだったので長くはいれませんでしたが、次回は絶対ここに泊まりたいと思わせる街でした。帰りに買ったアイスクリームはあまりにも量が多すぎて半分以上食べれませんでした。予想よりあっさりとした甘さで食べ疲れはありませんできたが、後半は完全に飽きました。ホーキー・ポーキーはキャラメルの食感の存在感弱く、普段のワカヌイのホーキーの完全勝利。
公道で100キロだして(ニュージーランドは街中以外は高速道路くらいスピードだせる)クライストチャーチに戻り市街地へ。
クライストチャーチ中心部は古い建物が大切にされており、公共施設に加え民家にいたるまでクラシックなビクトリア朝時代を思わせる建物が目立ちました。一方でアート思考を感じる建造物も点在し、伝統と革新の調和を感じました。その共存の姿、温故知新はNZ中で感じることです。
そんな街に一泊するので宿も100年以上前の洋館を改装した建物にしてみました。中心部にも徒歩で行けるこじんまりしたホテルでしたが、案内してくれた若い女性も「日本語話せなくてごめんなさいね」と笑顔でいいながらゆっくり丁寧に話してくれました。総じてNZの女性は優しい人多い。5時になったらワイン飲みに来てねとか言うのでワインを頂きに行ってから街を散策。(ほどよい雰囲気のワイパラバレーのPNとSB)外に出ると昼には感じなかった風の冷たさを感じて上着を着込みに戻りました。夏の終わりとはいえ1日の温度変化が激しいく夜は寒いです。
ガーデンシティとして名高いクライストチャーチ最大の公園ハグレー公園内にあるボタニックガーデンに歩いて行きました。平地を優雅に蛇行して流れるエイボン川が街の中心を走り、カヌーを楽しむ人もいました。船頭さんがいる船に乗るつもりでしたが店が既に閉まっていたので眺めることに専念。150年以上の伝統をもつ公園の植物は迫力があり、新宿御苑も凌ぐ美しさ。次は余裕をもって訪れて一日中散歩したいです。
ディナーは地元の人達が集うNZらしい料理を出してるPoolというカジュアル店を見つけて入りました。手前にBARが併設され、テラスとカウンターが左側にあり、一段上がった右手にテーブル、奥にビリヤード場もあり様々な用途の人で賑わっていました。厨房はこじんまりしていて、金額も手頃だったので正直言って料理のクオリティは期待してなかったのですが、その考えは直ぐに変わりました。
注文したのはとりあえずのつもりで4品、前菜の地中海風ラムサラダはフェタチーズと合わせたギリシャスタイルで焦げ目がつくまでカリッとソテーしたラム肉(恐らく肩ロース)を熱々の状態で生の葉物に和えていました。底のほうに少し油が溜まってオイリーな感じもありましたが、パワーサラダとしてはパーフェクト。メインのラムシャンクの煮込みはフライドポテトにマッシュポテト、あと謎のオレンジ芋のローストが付け合わせになっており煮込んだスープに小麦粉などで濃度を調整したものをソース状にしてたっぷりと手前にかけてありました。ボリューム感ヤバすぎる。プラス、ピザマルゲリータとお子様プレートのフィッシュアンドチップスを注文。食べてる最中にウェイトレスが食べきれなかった持ち帰りできますよと親切に教えてくれました。(先に頼み過ぎだと教えてほしかった、、)子供に対する配慮も素晴らしくお絵描きセットを持ってきてくれたりキッズプレートの選択肢も多く、ディナータイムに1,400円でやってくれるのは驚きました。ピザは普通でしたが、その他全ての料理の味付けと温度帯も含めた仕上がりが素晴らしいく、チップ文化のないNZでもチップを払いたくなる店でした。ドリンクはBARがついてるのに関わらずワインの数が多く、ネルソンのリースリングとロゼを飲みました。ロゼも当たり前のようにリストにあり(ロゼだけでグラス3種類)その代わりSBがあまり押されていない印象でした。(他の飲食店もその傾向あり)せっかくなのでワインだけではなく、モンティースのタップビールも味見してみました。かなりライトでミネラルウォーターのような水のニュアンスがありました。ストレスがなくひたすら飲めそうな感じです。この日は寝てないせいかなぜか酒に強くて驚きました。
そのままフラフラ歩いて帰ってホテルでぐっすり。明日の起床は7時予定です。全てが上手くいく充実感だけが残る長い一日でした。密かにニュージーランドとの相性の良さを感じていました。
まだ一日目の記事、、長すぎる、、やっと書き終わったのが4日目のマンウトクックのホテル。深夜2時のことです。
終わり